松本清張賞
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松本清張賞(まつもとせいちょうしょう)は財団法人日本文学振興会が主催する中短編の公募の文学賞。当初は「広義の推理小説又は、歴史・時代小説」を対象にしていたが、2003年からは「ジャンルを問わない、良質のエンターテインメント」を対象に広げた。以降年一回発表されている。受賞は選考委員の合議によって決定される。受賞者には正賞として時計、副賞として500万円(2004年現在)が授与され、文藝春秋社から単行本化される。
[編集] 受賞作一覧
- 第1回(1994年) 葉治英哉 「またぎ物見隊顛末」
- 第2回(1995年) 該当作なし
- 第3回(1996年) 森福都 「長安牡丹花異聞」
- 第4回(1997年) 村雨貞郎 「マリ子の季節」
- 第5回(1998年) 横山秀夫 「陰の季節」
- 第6回(1999年) 島村匠 「芳年冥府彷徨」
- 第7回(2000年) 明野照葉 「輪廻」
- 第8回(2001年) 三咲光郎 「群蝶の空」
- 第9回(2002年) 山本音也 「偽書西鶴」
- 第10回(2003年) 岩井三四二 「月ノ浦惣庄公事置書」
- 第11回(2004年) 山本兼一 「火天の城」
- 第12回(2005年) 城野隆 「一枚摺屋」
- 第13回(2006年) 広川純 「一応の推定」