植田康成
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植田康成(うえだ・やすなり)は日本の言語学者(1948年5月25日-)。
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[編集] 来歴
出身は鹿児島県大島郡徳之島。神戸大学文学部哲学科(西洋哲学専攻)卒業後、広島大学大学院文学研究科修士課程ドイツ語学・ドイツ文学専攻修了。千葉大学人文学部助手・講師、九州大学教養部助教授を経て、広島大学文学部助教授(ドイツ語学)、教授(ドイツ語学)。組織替えにより、1997年より広島大学文学部教授(言語学)。さらに2001年の組織替えより広島大学大学院文学研究科教授(言語文化学)。また、過去数回にわたってオーストリア共和国グラーツ大学におけるカール・ビューラーの遺稿整理プロジェクトに参加。
[編集] 研究活動
- カール・ビューラー研究
- ドイツ社会言語学
- 日独イディオム比較対照研究
日本独文学会、ドイツ応用言語学会(GAL)、西日本言語学会、日本言語学会に所属。
[編集] 著書
- 『ドイツ語イディオム学習・教授法に関する総合的研究-日独イディオム比較・対照研究の視点から-』(現代図書・2003年)
- 『レトリックと文体-東西の修辞法をたずねて』(共著;丸善株式会社・1983)