横田哲治
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横田 哲治(よこた てつじ 1941年- )は、農政・食生活ジャーナリスト、ノンフィクション作家。
[編集] 経歴
1941年、中国・上海生まれ。戦後、上海より帰国し長崎県の開拓地に入植した父のもとで農業に従事しながら少年期を過ごす。その経験から農業者の視点での発言の必要性を感じ、農政ジャーナリストに転じた。栃木県立農業者大学校、宇都宮大学教育学部の講師を経て、現在はFSN(食の安全を考えるネットワーク)代表、国際マーチャンダイジング研究所代表を務める。国際農業ジャーナリスト連盟(IFAJ)正会員。
完全有機栽培農法の「御料牧場」の食材と「食養生」の思想で、究極のオーガニック・ライフを実践する天皇家の食生活の全貌に迫り、成人病大国と化した日本人の食生活を、伝統的な日本食の原点に立ち返って見つめ直すなど、独自の視点は高い評価を受けている。著書を天皇が読み高い感銘を受け、宮内庁幹部や侍従たちにも読むように勧めた。[要出典]
[編集] 主要な著作
- 牛肉戦争(三一書房、1985年)
- オーガニック食品最前線(家の光協会、1997年)
- 天皇家の御食材(中経出版、1998年)
- 天皇家の健康食(新潮社、2001年)
- 天皇の牧場を守れ―鳥インフルエンザとの攻防―(日経BP社、2006年)
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