樺太西線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
樺太西線(からふとさいせん)とは、樺太本斗郡本斗町の本斗駅から泊居郡久春内村の久春内駅(170.1km)までと、樺太本斗郡本斗町の本斗駅から浜本斗駅(1.3km)と、樺太真岡郡真岡町真岡駅から浜真岡駅(1.8km)の2つの貨物線から成る 樺太庁鉄道(1943年以降、鉄道省樺太鉄道局)の鉄道路線であった。
目次 |
[編集] 路線データ
[編集] 歴史
[編集] 戦前
- 1920年(大正9年) : 本斗駅~真岡駅間開業。
- 1921年(大正10年): 真岡駅~野田駅間開業。
- 1928年(昭和3年) : 豊真線開通。手井駅が接続駅となる。
- 1930年(昭和5年) : 野田駅~泊居駅間開業。
- 1937年(昭和12年): 泊居駅~久春内駅間開業。
[編集] 戦後
[編集] 駅一覧
1945年当時
- 本斗駅 - 遠節駅 - 阿幸駅 - 麻内駅 - 知根平駅 - 多蘭泊駅 - 大穂泊駅 - 広地駅 - 明牛駅 - 手井駅 - 真岡駅- 北真岡駅 - 幌泊駅 - 楽磨駅 - 蘭泊駅 - 藻白帆駅 - 羽母舞駅 - 小能登呂駅 - 仁多須駅 - 登富津駅 - 野田駅 - 久良志駅 - 小岬駅 - 追手駅 - 杜門駅 - 泊居駅 - 苫虫駅 - 樺太名寄駅 - 上久春内駅 - 久春内駅
[編集] 接続路線
[編集] 未開通区間
- 久春内駅-珍内-恵須取-藻糸音間157.2km
※…未開通区間のうち、久春内-珍内間50.4kmと珍内-中倉庫間18.2km、上恵須取-恵須取間22km、恵須取-塔路-藻糸音間13.2kmでの路盤工事がほぼ完成し一部区間でのレールの敷設も進んでいた。