橋本元一
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橋本 元一(はしもと げんいち、1943年10月13日 - )は、NHK会長(第18代)。NHK初の技術局出身の会長である。
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[編集] 来歴・人物
静岡県浜松市出身。静岡県立浜松北高等学校、東京工業大学理工学部卒。ちなみに、出身地の浜松は、亡き高柳健次郎が、日本初のテレビジョン実験に成功した場所でもある。
前任者海老沢勝二の辞任を受けNHK会長に就任。NHKの「改革・新生」に取り組み、信頼の回復に懸命に努めると決意を述べたが、2006年3月30日の「参議院総務委員会」で受信料不払いによる減収額を半年も公表せず、且つ3月の国会でも虚偽報告をしてたことが指摘され「深く反省し、お詫びいたします」と謝罪。「改革・新生」が進んでいないことが浮き彫りになった。
就任後もスポーツ報道センター・チーフプロデューサーによるカラ出張など不祥事発覚が続いているため、短命政権視(NHK会長の任期は1期3年のため、3年以内に辞任の可能性がある。)する向きもある。
NHK職員の業務事務処理用ホームページ「SMART」上で、「ハシゲンさんの今週の一言」をスタートし、規律維持の標語を掲載中。なお、NHK改革論議では現制度の維持を各所で訴えている。
[編集] 略歴
- 1968年4月 NHKに入局
- 2001年6月 技術局長に就任
- 2002年9月 理事に就任
- 2004年9月 専務理事・技師長に就任
- 2005年1月25日 第18代会長に就任
- 2006年1月~3月 アジア太平洋放送連合会長
[編集] 関連項目
- 静岡県出身の有名人一覧
- 前田義徳
- 小野吉郎
- 坂本朝一
- 川原正人
- 池田芳蔵
- 島桂次
- 川口幹夫
[編集] 外部リンク
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カテゴリ: NHKのその他役職員 | 静岡県出身の人物 | 1943年生