機械暗記
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機械暗記(きかいあんき)とは、教科書やノートに書かれていること、および教師の言説を無批判に知識として記憶することを指す。
中学校・高等学校の定期試験での、「空欄に適語を入れよ」がこれに当たる。正解は授業で述べられたことのみであり、それ以外の回答は全て不正解となる。
機械暗記が中心の中学校・高等学校においては、これが得意なものが高得点および高偏差値を得、有名高校・大学に進学することになる。
しかし、大学の講義は、学生が主体的に学習するためのヒントに過ぎないため、機械暗記に依存して大学に進学した者は、大学の講義で脱落する可能性がある。