正則
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正則(せいそく)
[編集] 数学における正則
数学における正則とは主に英語で regular または non-singular で表される概念の訳語である。(ただし、当然のことながら全ての regular や non-singlar が正則と訳されるわけではない。たとえば regular polygon は正多角形と訳される。non-singlar はそのまま "非特異" と訳される方が多いようである。)
ある概念に正則性を考えることは一般に強い制限を与え、すっきりした理論が得られることが多い。
- 正則表現: regular representation。積の定義された代数的構造において、左または右からの積を与えることを元の変換と捉えることによりえられる、代数的構造の自然な表現。
- 正則作用: regular action。グラフが閉集合となるような連続作用。
- 正則性の公理: Axiom of regularity。公理的集合論の ZF 公理系における公理の一つ。
[編集] 関連項目
- 正規
- レギュラー - 日本では本項とは違う意味で”regular”が使われている。
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