正義の味方 (ゲームソフト)
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『正義の味方』(せいぎのみかた)はソニー・コンピュータエンタテインメントから2001年10月に発売されたプレイステーション2専用ソフトである。
[編集] 概要
本作は『30分間という限られた時間の中でいかに正義の味方らしい行動ができるか』ということをテーマとしており、番組中で正義の味方らしくない行動をした際(怪人に敗退、ミニゲームに失敗)には視聴率が低下するが、番組は続行される。目標視聴率を低下した状態で番組を終了すると、打ち切りとなる(実質上のゲームオーバー)。
[編集] 登場人物
- 水原光一
- 22歳(攻略本によると20歳)。身長181cm、体重68kg。ジャーナリストを目指して只野市に来たが、引っ越して早々大きな事件に巻き込まれたことにより、ニビル星人アジャラからもらったブレスレット『フォースクリスタル』の力でヒーローへと変身して只野市の平和を守る。正義感が強く、困っている人を助けることに喜びを感じる。可愛い女の子には弱い。2枚目半。ニュースキャスターのやよいの大ファンで、フリーのジャーナリスト目指して目下勉強中。趣味は安くておいしい料理作り、好物は大根の葉の炒め物。
- 結城やよい
- 22歳。身長162cm、体重47kg。喫茶店HAPPYのマスターである結城幸次郎の1人娘で、只野市のローカルテレビ局に出演しているフリーの売れっ子ニュースキャスター。勝ち気な性格で、非常に行動力ある女性。ヒロインに変身する。ヒーローが怪人に敗退した場合彼女が怪人にとどめを刺す。趣味はスポーツ全般(特にサッカー)、好物は父が作る特製カレー。
- 藤井小夜子
- 19歳。身長159cm、体重52kg。喫茶店HAPPYのアルバイト。あだ名は「サヨちゃん」。熱中するとそれしか目に入らなくなるタイプ。第6話でゲネコマンダーになり、その時に光一の正体に気付く。趣味はゲームとダイエット。好物はヤンバーガーのやりすぎバーガー。
- 結城幸次郎
- 48歳(攻略本によると43歳)。身長185cm、体重90kg。喫茶店HAPPYのマスター。周りからはマスターと呼ばれている。刑事の頃コンビを組んでいた新田刑事からは「マラカス」と呼ばれている。ただし本人はその「マラカス」という呼び名を嫌がっているようだ。退職した今もその刑事魂は消えていない。光一の正体を第1話から知る人物である。趣味は喫茶店経営とカレー作りとマラカス。そのため「マラカス」と呼ばれている。好物はカレー。
- 新田義彦
- 50歳。身長156cm、体重54kg。只野署の警務課に所属する敏腕刑事。役職につくのを嫌い、自ら現役刑事を続けている。長年只野市に住んでいるが、なぜか出身地の広島弁が抜けきらない。趣味は囲碁。好物はお好み焼き。
- アジャラ
- 身長60cm、体重5kg。光一、やよい、醍醐にフォースクリスタルを渡し変身能力を与えた、カモノハシ似の宇宙人。地球から何万光年離れたニビル星からやってきた。最終話の敗北時のイベントで地球人に「力」を与えてそれを律することができるかどうか、試すための評議員だったことが判明、死亡した光一とやよいを蘇生するよう願い出る。このことは彼らの星では法律違反で処刑であったが、他の評議員はその心意気を汲み、アジャラを名誉の戦死扱いにしつつ、地球に残った。趣味はエアロビ。好物はネギ。
- 楠木多聞
- 第2話より登場。サイバネティックス研究の第1人者で、その手の世界では有名な人物。「タモン博士」または「ドクタータモン」と呼ばれている。現在は街はずれの洋館に住んでいて、助手のタマ吉と日夜研究に明け暮れている。正体は毒液怪人ドクリキッド。