毛の王国
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毛の王国は、漫画『ボボボーボ・ボーボボ』に登場する架空の国。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] 毛の王国
再開された毛狩りによって世界を征服しようとしていた【マルハーゲ帝国】(の【4世世代】)に最期まで抵抗していた国。
また、【3世世代】の活動時期(作中の100年前)にも、最大の抵抗勢力であったことが明かされた。
しかし、【4世世代】が毛狩りを再開させた原因を作ったのは、【毛の王国】ビビビービ・ビービビであり、そのビビビービ・ビービビが連れてきた【毛狩り隊】によって【毛の王国】は滅ぼされた。
- TUYOSI(ツヨシ) (声:佐藤正治)
- ボーボボの父。毛。毛の王国が滅亡した日に死んだと思われていたが、生きていた。ビービビ戦で再登場する。16歳らしい。
- 誕生日は12月20日。O型。
- バババーバ・バーババ
- ボーボボの兄。滅ぼされた毛の王国を再建したと思われる人物。五大毛真拳の流派が鼻毛・スネ毛、ワキ毛・カミの毛・ムナ毛の5つである事から、おそらくムナ毛真拳の使い手だと思われるが、実は二十年前、ボーボボによって脱出ポッドごと宇宙に追放されたため、毛の王国編には全く登場しなかった。ただ、ビービビと連絡を取れていた描写が見られる。ボーボボの処遇をビービビに任せた張本人だが、もともと争いごとに興味が無い性格だったという。ボーボボに彼の打倒を依頼した当の破天荒は、てっきり戻ってきているものと勘違いしていたと思われる。ちなみに、第一部の7話でボーボボが彼の名前と同じ技を使っていたが、関係は不明。
- ビビビービ・ビービビ
- ボーボボの兄。兄バーババと共に毛の王国を再建した(当のバーババは、宇宙に飛ばされたため、ビービビ一人で再建した可能性がある。)。その頭脳により千年先を行く文明を築く。五大毛真拳の頂点に立つ真拳であるカミの毛真拳の使い手。ビタ、ミンという2人の娘がいる。
- 性格は凶悪で非情な卑劣漢。実の弟であるボーボボとベーベベにも全く容赦が無い。だが娘達には優しい。実は毛の王国の人間でありながら毛狩り真拳の使い手でもあり、毛の王国の滅亡や毛狩りの再開は彼が原因である。一度はボーボボを殺すまでに至ったものの、最期はボーボボに敗れ、瀕死の状態の所を毛玉を奪うためツルリーナ3世に殺害される。
- ブブブーブ・ブーブブ
- ボーボボの姉。容姿と姿形は田ボにそっくり。ワキ毛真拳の使い手。武器は三節棍。ボーボボを【新・毛の王国】に呼んだ張本人。本人曰く、兄バーババ達の魔の手から逃れるためアリの巣に隠れていた。ボーボボの姉だけあって何を考えているか全く分からず、行動に脈絡がない。血を見るのが大好きな超残虐な性格でもある。また微量のアルコールでも酔う超酒乱で、そうなると敵味方関係なく襲い掛かる。首領パッチに惚れる。ちなみに田ボと違って、ツリ目で服の胸元が開いている(アニメ版での衣装)。: ビービビに毛玉を砕かれて死亡した…と思いきや、実はボーボボたちに迎えに来てもらっていて戦闘中に自分の葬儀に紛れ込む。
- ベベべーベ・ベーベベ
- ボーボボの兄。スネ毛真拳の使い手。
- 兄貴絶対主義の性格でプライドが高く自己中心的だが、ボーボボに比べればかなりマトモである。普段は前髪で顔が見えないが、その素顔はひと昔前の少女漫画の様な可愛らしいキラキラ眼である。幼少期にハイドレートの手によって洗脳され、以後はハイドレートの左腕として活動していた。弟のボーボボとの戦いに敗れ、洗脳を解かれたとともに戦意を失う。その後、いずこかへと消えて行ってしまった。
- 『新・毛の王国編』では、ビービビの野望に加担しようと毛の王国に現れたが、ボーボボのせいでビービビに敵視されてしまう。実はボーボボの身を案じており、彼を止めるため、シゲキXら三強にスカウトされ、発毛獅志4人目のメンバーとして現れるが、ボーボボ達と再戦する前にブーブブに止められる。その後、ボーボボ達と共にビービビと戦うことになり、殺されたボーボボを破天荒と共に復活させた。
- ボボボーボ・ボーボボ
- 主人公。7代目鼻毛真拳伝承者。
- ビタ
- ビービビの娘で、ミンの姉。ビービビとの戦いではビタ本人ではなくつけものが変装していて、本人はつけもの王国にいたはずなのだがいつの間にか普通にいた。
- ミン
- ビービビの娘で、ビタの妹。ビービビの戦いでは姉とともに天の助が人質に捕っていたが純粋な言葉で天の助を説得。ビタとミンの名前をくっつけると、ビタミンとなる。
- 破天荒(はてんこう)
- カギ真拳の使い手。
- 詳しくは、ハジケ組を参照。
[編集] 関連項目
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