毛利透
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毛利透(もうりとおる、男性、1967年 - )は、憲法学者。東大寺学園中学校・高等学校を経て東京大学法学部卒業後、同大助手、筑波大学社会科学系助教授を経て、現在は京都大学大学院法学研究科教授。 筑波大学時代にフランクフルト大学に留学し、そこで、インゲボルク・マウス教授の指導を受け、英米法系全盛・判例評釈中心の日本の公法学界にあって、ドイツ国法学系の憲法理論を展開している。佐藤幸治教授の停年退官に伴い、佐藤自身の強い推薦で、筑波大学から京都大学に移ったと言われている。
[編集] 職歴
- 2001年4月 京都大学大学院法学研究科助教授
- 2003年4月 教授昇格
[編集] 主な著作
- 『民主政の規範理論 憲法パトリオティズムは可能か』(勁草書房、2002年)