汐見町駅
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汐見町駅(しおみちょうえき)は、愛知県名古屋市港区潮見町にある名古屋臨海鉄道汐見町線の貨物駅。現在貨物列車の発着は無い。
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[編集] 駅概要
新たに埋め立てられた名古屋港潮見埠頭に開設された石油タンク(油槽所)から石油を輸送するために開設された。基部となる操車場から3本の構内側線が伸び、そこから多くの油槽所や化学薬品タンクへの専用線が設けれられた。
当初、共同石油、三菱石油、日本石油、出光興産、昭和石油、丸善石油、モービル石油、エクソンという具合に実に多くの油槽所への専用線が設けられた。また、リノール油脂(現・日清オイリオグループ)名古屋工場や三菱商事の薬品タンク等への専用線もあった。
1980年代から多くの施設が撤去され、1990年代末期にはサンラックス、伊藤忠商事、宝石油化学、エム・シー・ターミナル(三菱商事子会社)、モービル石油、ジャパンエナジー、新日本石油の各専用線が残っていた。前4社は化学薬品を、後3社は石油製品を扱っていた。
その後貨物の取り扱いが完全に無くなり、2003年10月1日のダイヤ改正で貨物列車の発着が無くなった。
[編集] 駅周辺
- ブルーボネット
- 中部電力新名古屋火力発電所
- 日産中部サービスセンター名古屋工場
- 新日本石油名古屋油槽所
- ケミカルロジテック(伊藤忠商事の子会社)
- 辰巳商会(かつてのエム・シー・ターミナルの場所にある)
- 宝石油化学
- サンラックス
[編集] 歴史
[編集] 隣の駅
- 名古屋臨海鉄道
- 汐見町線
- 船見町駅 - 汐見町駅
[編集] 関連項目
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