沖縄県道20号線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
沖縄県道20号線(おきなわけんどう20ごうせん)は沖縄県沖縄市高原と上地とを結ぶ一般県道。胡屋十字路から終点までの区間は「空港通り」と呼ばれている。
目次 |
[編集] 概要
[編集] 区間
- 起点・沖縄市高原(国道329号・沖縄県道33号具志川沖縄線)
- 終点・沖縄市上地(沖縄県道85号沖縄環状線・米軍嘉手納基地第2ゲート)
- 総延長・4.05km
- 実延長・4km
[編集] 通過自治体
- 沖縄市
[編集] 交差する路線
- 国道329号(起点)
- 国道331号(起点・国道329号と重複)
- 沖縄県道33号具志川沖縄線(起点)
- 国道330号(沖縄市胡屋)
- 沖縄県道85号沖縄環状線(終点)
- 沖縄県道23号沖縄北谷線(終点・県道85号と重複)
[編集] 主要施設
- 沖縄警察署(沖縄市胡屋)
- 嘉手納基地(終点)
[編集] 路線バス
高原まで全線開通後にようやく東陽バスの東南植物楽園線が胡屋十字路~高原交差点間に乗り入れたが、2004年に廃止。その後の路線再編で泡瀬循環線(60番)が同区間、平日のみ運行している。なお空港通りには路線バスは乗り入れていない(米軍のスクールバスは通っている)。
[編集] 歴史・特徴
- 1953年に嘉手納基地第1ゲート~第2ゲートと同ゲート~胡屋十字路のゲート通り(現空港通り)が軍道20号線、胡屋~高原が琉球政府道20号線として指定。1972年の本土復帰と同時に嘉手納基地内を除く区間が県道20号線となった(復帰前は起終点が逆だった)。
- 1980年代まで起点~沖縄市安慶田部分が未整備だったがようやく整備され、国道329号方面からの胡屋方面がアクセスしやすくなった。
- 国道330号と交わる胡屋十字路~終点の嘉手納基地第2ゲートまでの区間はかつてゲート通り、今は空港通りと呼ばれている。アメリカ軍人やその家族らも多く、道沿いには外国人向けのお店も少なくない。