津國屋
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津國屋(つのくにや)とは東京都港区三田二丁目16(「月の岬」麓)に存在する老舗の酒屋である。
創業は明治初期であり、関東大震災での崩壊、太平洋戦争での焼失を免れ当時の建物がそのまま使われている。(港区指定)
慶應義塾関係者御用達であり、福沢諭吉も贔屓にしていたとされる。
現在は居酒屋として営業している。
建物が老朽化しており、一時取り壊しも計画されたが塾生、および周辺住民の熱意により改築に留まった経緯がある。
[編集] 立地
桜田通りに面して立地している。明治期、桜田通りが拡張される以前の江戸時代から存在した道に面して立っている。店の前に二重に三角州状に道路に挟まれて土地が存在するのは、本来住宅地であった部分が桜田通りになったため、余分の土地が道路に挟まれて取り残されたためである。
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