浦和実業学園高等学校
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浦和実業学園高等学校(うらわじつぎょうがくえん こうとうがっこう)は、埼玉県さいたま市南区文蔵に存在する男女共学の私立高校で、学校法人九里(くのり)学園が経営する。略称は浦実。2004年に浦和大学開学、2005年に浦和実業学園中学校が開校し、一貫教育体制を確立した。
難関大学への進学を目指す者から就職に向けて資格取得に励む者まで様々な生徒が集う高校であるが、近年は商業科に進学コースが設置された事もあって四年制大学への進学者が増加し就職者は減少する傾向にある。
生徒数は三学年合計で2000人を超えており、県内では埼玉栄高等学校や浦和学院高等学校と並ぶ大規模校である。男女共学校であるが男子の方がやや人数が多いため男子のみのクラス(通称男クラ)が例年数クラスある。 制服は男子が黒の詰め襟、女子が紺のブレザー。茶髪やパーマ、ワックス、化粧、ピアスなどは禁止されており年に数回かなり厳しい頭髪服装検査がある。
最も著名な卒業生としてお笑い芸人イジリー岡田が挙げられる。 また、最近の卒業生としてサッカー選手堤俊輔(浦和レッズ)が挙げられる。
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[編集] 沿革
- 1946年5月 創立。当時は私塾で所在地は浦和市岸町であった。
- 1949年5月 埼玉県知事による許可を受け、浦和実業専門学院を設置。
- 1962年4月 浦和市文蔵(現 さいたま市南区文蔵)に鉄筋構造3階建ての校舎を建設。
- 1963年5月 埼玉県知事による許可を受け、高等学校を設立。浦和実業学園商業高等学校となる。
- 1975年4月 普通科を新設し、校名を浦和実業学園高等学校に改称。
- 2004年 当時の3・4・5号館を取り壊し、新たに3・4号館を建築。以前からあった7号館を5号館に改称(新4号館は中学校のみが入る校舎)。
- 2005年12月 初代理事長九里總一郎が逝去。2代目理事長が実弟の九里幾久雄となる。
[編集] 学科
- 普通科
- S類・特進・英語・選抜・進学があり、特進は2年次から特進(理系)・特進(文系)に分かれる。
- 商業科
- 情報処理・進学コースに分かれる。
[編集] 部活動
- 運動部
- バスケットボール(男子・女子)・バドミントン(男子・女子)・卓球(男子)・バレーボール(男子・女子)・テニス(男子・女子)・サッカー・陸上・駅伝・ハンドボール(男子・女子)・ソフトボール部・野球・山岳・バトン・柔道・剣道・空手道・弓道・水泳・トランポリン
- 文化部
- 珠算電卓・ワープロ・英語・時事英語・パソコン(A・B)・生物・科学・経済研究・新聞・インターアクト・図書・合唱・ブラスバンド・ギター・筝曲・美術・書道・ペン字・放送・写真・映像メディア研究・文芸・華道・茶道・演劇・漫画・絵手紙・囲碁・将棋・手芸・簿記会計・模型工作・中国語研究・数学
[編集] 交通
JR南浦和駅西口より徒歩約12分(実際は15分前後かかる)。真っ直ぐな道なので、長く感じる。
[編集] 併設校
- 浦和大学
- 浦和短期大学
- 浦和実業学園中学校