浦田勝
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浦田 勝(うらた まさる、1939年6月20日-)は日本の政治家。元参議院議員(自由民主党)。勲二等旭日重光章。
熊本県出身。日本大学通信教育部中退。熊本県議会議員、熊本県議会議長を経て、1983年第13回参議院議員通常選挙に熊本県選挙区より出馬し初当選。1989年の第14回参議院議員通常選挙では落選するが、1992年の第15回参議院議員通常選挙では、無所属ながらも返り咲く。決算委員長、災害対策特別委員長などを歴任。武闘派として知られた。皇民党事件では、ほめ殺しの中止を依頼した議員の一人として小渕恵三、浜田幸一、森喜朗らとともに名前が挙がった。農政族としても知られ、日本園芸農業協同組合連合会会長、熊本県果実農業協同組合連合会代表理事として活躍した。1998年の第18回参議院議員通常選挙で、自民党熊本県連は2議席独占を狙って現職の浦田に加え、新人の木村仁を擁立。保守票が分裂し、民主党の本田良一が当選し、浦田は落選した。この結果に浦田を支援した農業関係団体が反発、当時の県連会長が辞職に追い込まれた。
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