消えた恋
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消えた恋(What Goes On)は、1965年に発表されたビートルズのアルバム『ラバー・ソウル』(アメリカでは『イエスタデイ・アンド・トゥディ』)に収録された曲。ジョン・レノン作の曲だがリード・ボーカルのリンゴ・スターが共同の作者としてクレジットされているので、(レノン=マッカートニー&リチャード・スターキー名義)リンゴのシンガーソング・ライター・デビュー作でもある。
リンゴのソング・ライター・デビュー作である本作は歌詞の8割がジョンの手がけたものであるため、実際はジョンがリンゴに提供した作品と見なすべきであろう。本曲は1963年にシングル「フロム・ミー・トゥ・ユー」のセッションでレコーディングされかかったが、時間がないために見送られた経緯がある(同日には、後にアルバム『レット・イット・ビー』でレコーディングされた「ワン・アフター・909」もレコーディングされている)。
ちなみに曲の内容は「勝手に好きになったのに何で振ったんだ?」と元の彼女に問い詰めるというものである。