渡良瀬橋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
渡良瀬橋(わたらせばし)は、栃木県足利市のほぼ中央を流れる渡良瀬川に架かる橋の一つであるが、森高千里がこの橋をモデルに同じ名前の楽曲を発表した。
[編集] 概要
渡良瀬橋は栃木県道・群馬県道5号足利太田線に指定され東武伊勢崎線足利市駅から西へ約500mほどのところにある。1934年10月竣工。平成時代に1度、改修工事が行われている。明治時代から橋はあったが、1934年11月に陸軍大演習が足利で行われることになり、老朽化した旧橋に重量のある陸軍の車両は通行が困難ということで急ぎ架けられた橋である。総工費9万5千円。渡良瀬川に架かる永久橋としては最も古い。ただし、国土交通省は渡良瀬川上流の松木川も渡良瀬川であると主張しており、この主張を受け入れると、日光市足尾地区にある古河橋が最も古い永久橋となる。
橋の上より望む夕日が美しいことで有名といわれるが、実際の渡良瀬橋は徒歩で渡るのは極めて危険である。脇に歩行者・自転車専用の橋がかかっており、こちらから夕日を見ることは可能である。
市内には他に中橋、田中橋、岩井橋、福寿大橋、福猿橋、川崎橋など、数多くの橋が架かっている。
[編集] 隣の橋
カテゴリ: 日本の橋 | 栃木県の建築物・観光名所 | 足利市 | スタブ