濱野谷憲尚
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濱野谷 憲尚(はまのや のりひさ、1972年1月25日 - )は日本中央競馬会 (JRA) の騎手である。美浦所属。東京都出身。
1990年にデビュー。初騎乗は同年3月3日、中山競馬場第2競走のロイヤルマスコットで16頭立ての3着だった。初勝利は6月2日、東京競馬場第2競走のホークバトラー。
1年目は平地競走のみの騎乗であったが、2年目以降は障害競走にも騎乗するようになった。ただ障害で初勝利を挙げたのは障害に乗り始めて3年目の1993年のことだった。その1993年は平地で13勝、障害で3勝、通算16勝と自己最多の勝利数を挙げた。この頃までは平地競走の勝利数が障害競走のそれを上回っていた。
1997年以降は平地と障害の勝利数がほぼ同数となり、その後は平地競走の勝利数が障害競走のそれを下回るようになり、障害に軸足を移していった。現在では騎乗するレースのほとんどが障害レースとなっている。ただ、その間も数は少ないものの平地競走に騎乗して勝利も挙げており、完全に障害専門騎手にはなっていない。2002年にはJRA通算100勝、2003年には新潟ジャンプステークスをマルゴウィッシュで制してデビューから13年目にして重賞初制覇を成し遂げた。