特待生
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特待生(とくたいせい)とは、入学試験や在学中の成績優秀者等に対して、学費の一部、もしくは全てが免除されたり、奨学金の支給などの特別な待遇を受ける学生や生徒である「特別待遇学生」「特別待遇生徒」の略語、また制度そのものを示す言葉として、教育現場等で広く用いられている。
[編集] 概要
以前は、主として私立学校の一部(主に大学や高等学校、中学校)や専修学校、予備校などが、優秀な生徒や学生の確保、または優秀な卒業生輩出等の名声を得るために、この制度を用いていたが、2004年4月からの国立大学法人化や、公立大学法人化等に伴い、国公立大学などでも導入する動きが広まっている。 また、一般的な奨学金制度と違い、金銭的・経済的に比較的余裕がある学生や生徒にも対象になることもある。
[編集] 選考基準
特待生の選考基準としては、主として以下の通りである。
- 入学試験での成績優秀者。
- 在学中の学業成績優秀者。
- 授業出席率等の学業態度。
- スポーツや文化活動などにおいて、優秀な成績を収めた者。かつ入学後もその活躍が期待できる者。
- 資格や検定試験などの有資格者、または成績優秀者。
[編集] 注意点
特待生の制度を利用する場合、以下の点に気を付ける。
- 選考基準は、各学校によって大きく異なるため、入試要綱などを十分比較すること。
- 特待生に選考されても、授業態度や成績、あるいは在学中の不祥事等により、資格が剥奪される場合もある。
- 学費減免の際、他の奨学制度を併せて申請しようとした場合、申請が通らない場合もある。