男鹿半島
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男鹿半島(おがはんとう)は、秋田県西部にある日本海に突き出た半島。
[編集] 地理
半島部の大半が男鹿市に属する。中央部には標高354メートルの寒風山がそびえる。また、半島の南東部の海岸を中心に断崖が続いている。半島の付け根に八郎潟がある。国道101号が通じ、秋田市方面からは男鹿線が通じている。もともとは離島であったが、米代川、雄物川から運搬される土砂により陸繋島となる。
先端部にある一ノ目潟、二ノ目潟、三ノ目潟は、いずれも日本では男鹿半島にのみ存在する爆裂火口(マール)湖である(火山地形を参照)。また、戸賀湾(四ノ目潟とも)はそのような火口が海とつながった火口湾である。
[編集] 文化
古くからなまはげが有名な所として知られている。真山、本山、毛無山は男鹿三山と呼ばれ、古くから山岳信仰の霊場とされている。
[編集] 観光
男鹿温泉郷をはじめ、金崎、戸賀など海岸沿いを中心に温泉がある。北西端にある入道崎は海食崖の岬で、入道埼灯台がある。このほか、八望台といった景勝地もあり、男鹿国定公園に指定されている。
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