異常気象
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異常気象(いじょうきしょう)とは異常高温、大雨、日照不足、冷夏などの通常とは異なる気象の総称。 20世紀頃から、工業化、文明化が急速に進行して異常気象が多く起こるようになった。
気象庁では、「過去30年の気候に対して著しい偏りを示した天候」を異常気象と定義している。
世界気象機関では、「平均気温や降水量が平年より著しく偏り、その偏差が25年以上に1回しか起こらない程度の大きさの現象」を異常気象と定義している。
エルニーニョ現象や、これに南方振動を含めたENSOは、異常気象の原因となるとされているが、エルニーニョ現象は数年の周期で起こるものであり、「エルニーニョ現象=異常気象」ではない。
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