白菊町駅
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白菊町駅(しらぎくちょうえき)は、1972年まで北陸鉄道石川線に存在した鉄道駅。
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[編集] 駅構造
道路に面して直角に駅舎があり、旅客ホームは1面1線だが専用線が4ヶ所(他に野町駅との間の途中分岐が1ヶ所)あり、駅舎に面する道路を通り越した先にも伸びていた。
[編集] 歴史
1916年8月20日に金野軌道によって初代西金沢駅として開設され、1925年5月1日に白菊町駅に改称された。石川線から金沢市内へ向かうには金沢市内線と接続する野町駅のほうが便利なために利用客が少なく、むしろ駅周辺の工場などへの貨物輸送が中心で、北陸鉄道全線の中で貨物発着トン数は最大であった。1970年4月1日以降は旅客列車の運行を取りやめて貨物専業となっていたが、1972年9月19日限りで廃止されている。
[編集] 隣の駅
- 北陸鉄道
- 石川線
- 白菊町駅 - 野町駅
[編集] 廃止後
構内の跡地はマンションが建てられたほかは駐車場となっており、線路跡に沿ってカーブした敷地境の塀などに名残りがみられる。