白髪山古墳
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白髪山古墳(しらがやまこふん)は、大阪府羽曳野市西浦6丁目にあり、古市古墳群の南西端に位置する前方後円墳。清寧天皇陵とも。陵名は河内坂門原陵(かわちのさかどはらのみささぎ)で、第22代清寧天皇の陵墓に治定されている。
[編集] 概要
白髪山古墳は、墳丘の長さ115m、前方部の幅128m・高さ11m、後円部は直径63m・高さ10.5mの前方後円墳である。 この古墳は、前方部の幅が後円部の幅の約2倍あり、前方部が大きいのが特徴である。
この古墳の名称は、被葬者とされる清寧天皇が生まれながら白髪であり、白髪大倭根子命(しらがのおおやまとねこのみこと:古事記)と名づけられていたことに由来する。
出土した円筒埴輪の破片の特徴から、6世紀前半に築造されたものと考えられている。
宮内庁によって清寧天皇陵に治定されており、拝所が前方部正面の濠の外にある。