相磯秀夫
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
相磯秀夫(あいそひでお、1932年3月3日 - )は、東京工科大学学長。慶應義塾大学大学院工学研究科電気工学専攻修士課程修了。工学博士。
同大学院修了後、通商産業省工業技術院電子技術総合研究所を経て、慶應義塾大学工学部教授に着任。
その後、同大学環境情報学部教授・学部長、大学院政策・メディア研究科委員長などを歴任。また、情報処理学会副会長や国家プロジェクトであった「第5世代コンピュータ・スーパーコンピュータ・情報処理相互運用技術などの推進委員会」委員長にも着任していた。
東京工科大学に移籍後、日本最初のメディア学部の設立に参加し初代学部長、その後学長に就任。
慶應義塾大学工学部相磯研究室からは村井純や坂村健をはじめとするコンピュータ関連分野の多くの研究者を輩出した。
2004年7月に設立された、有限責任中間法人Mozilla Japanの代表理事に就任。
[編集] 専門分野
- メディア学
- 次世代コンピュータ
[編集] 略歴
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科委員長
情報処理学会副会長
情報処理学会名誉会員
通商産業大臣賞
電子通信学会論文賞
情報処理学会論文賞
National Computer Conference最優秀論文賞
情報処理学会功績賞
[編集] 研究業績
- 「計算機アーキテクチャ(岩波講座・情報科学-15)」岩波書店(1982)
- 「第5世代コンピュータと未来」講談社(1985)
- 「ノーベルコンピューティングへの挑戦」三田出版会(1990)
- 「電子計算機I-計算機基礎(電子情報通信学会大学シリーズH-3)コロナ社(1992)
カテゴリ: 情報工学者 | 日本の工学者 | 1932年生 | 人物関連のサブスタブ項目