石田淳
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石田 淳(いしだ あつし, 1962年-)は、日本の政治学者。専門は、国際政治学。
1985年東京大学法学部卒業後、シカゴ大学大学院に学び1995年政治学博士号取得。東京都立大学法学部助教授(1996-2001年)、同教授(2001-2002年)、東京大学社会科学研究所助教授(2002年-2005年)を経て、現在、東京大学大学院総合文化研究科教授。
目次 |
[編集] 著書
[編集] 共編著
[編集] 訳書
- マイケル・ウォルツァー編『グローバルな市民社会に向かって』(日本経済評論社, 2001年)
[編集] 論文
[編集] 単著
- 「国際政治理論の現在――対外政策の国内要因分析の復権(上・下)」『国際問題』447/448号(1997年)
- 「国内政治体制と国際紛争――デモクラティック・ピース論再考」『平和研究』22号(1997年)
- "Electoral Incentives and the Political Economy of National Defense Spending Decisions," in Strategic Politicians, Institutions, and Foreign Policy, edited by Randolph M. Siverson. (The University of Michigan Press, 1998).
- 「均衡としてのアナーキー――理論的考察」『国際政治』117号(1998年)
- 「政治制度の数理分析――『制度による均衡』と『均衡としての制度』」『オペレーションズ・リサーチ』43巻7号(1998年)
- 「国際政治学における分析レヴェルの問題」『社会科学研究』50巻2号(1999年)
- 「コンストラクティヴィズムの存在論とその分析射程」『国際政治』124号(2000年)
- 「国内紛争への国際介入」木村汎編『国際危機学――危機管理と予防外交』(世界思想社, 2002年)
- 「国際安全保障の空間的ガヴァナンス」河野勝編『制度からガヴァナンスへ――社会科学における知の交差』(東京大学出版会, 2006年)
- 「国内秩序と国際秩序の《二重の再編》――政治的共存の秩序設計」『国際法外交雑誌』105巻4号(2007年)
[編集] 共著
- (石黒馨)「国内平和の国際的条件」『社会科学研究』55巻5・6号(2004年)