碧南市駅
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碧南市駅(へきなんしえき)は、愛知県碧南市浜町2-10にある衣浦臨海鉄道碧南線の貨物駅。
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[編集] 駅概要
開業時、駅構内西端に有蓋貨車を横付けし貨物を積み降ろす車扱ホームが1面設置された。また、1980年頃に駅構内南側に小野田セメント(現・太平洋セメント)のセメントサイロ(衣浦サービスステーション)が設置され、セメント輸送も開始された。
1991年10月に、駅構内北側にサイロが設けられ炭酸カルシウム・フライアッシュ輸送貨物列車が運行開始、後述の両方向輸送が開始されたため、大幅に貨物取扱量が増加した。
現在、車扱ホームは使用されていないが現在も残っている。セメント輸送は2000年頃に衣浦サービスステーションが閉鎖されたため廃止になっている。
[編集] 炭酸カルシウム・フライアッシュ輸送
- 三岐鉄道東藤原駅にある太平洋セメント藤原工場より当駅へ炭酸カルシウムを、当駅からセメント工場へフライアッシュ(石炭灰)を輸送する貨物列車が1日1往復が運転されている。ホキ1000形貨車を使用する。
- それらは中部電力碧南火力発電所で使用・発生する。炭酸カルシウムは発電所の排気ガスから硫黄酸化物を除去するために使用され、フライアッシュは石炭を燃焼させることで発生し、セメントの原料にもなる。なお、それらは当駅で一旦貯蔵され、トラックで発電所まで輸送されている。
[編集] 駅周辺
- 豊田自動織機碧南工場
- 日本金属工業衣浦製造所
[編集] 歴史
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
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