神威岬
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神威岬(かむいみさき)は、北海道積丹郡積丹町大字神威岬にある岬。積丹半島北西部から日本海に突き出している。ニセコ積丹小樽海岸国定公園に属している。
岬の付け根にある駐車場から先端部までは尾根沿いに整備された遊歩道(強風時は立入禁止)で徒歩20~30分ほど。先端部は岩山がそのまま海へ落ち込んでいくような状態になっており、沖には岬の延長ともいうべき岩礁神威岩がある。
古くは御冠岬・オカムイ岬(ともに「おかむいみさき」と読む)とも呼ばれた。この付近は古くから海上交通の難所として知られており、神罰を恐れて安政3年(1856年)までは女人禁制の地であったという。また、日露戦争時にはロシア艦隊の来寇に備えて監視所が設けられていた。
[編集] 関連施設
- 女人禁制の門
- 遊歩道の入り口にある。
- 神威岬灯台
- 明治21年(1888年)8月25日初点灯。現在は無人化されている。
- 電磁台
- 太平洋戦争中に設置されたレーダーの跡。
[編集] 関連項目
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