秋田みやび
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[編集] 概略
元々経理担当として入社し、クリエイターとして採用された人材ではなかったものの、入社後に高いゲーム適性が見出されクリエイター畑に転身したという異色の経歴を持つ。執筆能力も山本弘、清松みゆきの両人から高く評価されている。特に直接秋田の監修を担当した清松は『新ソード・ワールドRPGリプレイ』のあとがきで彼女の才幹を絶賛している。
また、ゲーム自体に対する運も強く、一般業務に従事している時期に行われた社内のゲーム大会で、システム製作者を抑え優勝したりしている。サイコロ運もあり、ここから社内では「ダイスの魔女」と呼ばれることもある。空手の経験者であり勝負強いという一面が影響しているのかもしれない。
[編集] ソード・ワールドRPG関連
- 2001年から開始された『新ソード・ワールドRPGリプレイ』においてゲームマスター (GM) を務め、大好評を博した。
- 短編も数本書いており、『ひとひらの歴史』ではリプレイとはまた変わった、女性的でありながら硬質な語り口を見せた。独特の擬音語で笑いを取ったりする一方破滅的状況、狂乱状態など二の足を踏みがちな内容をすら冷酷なほどあっさりと描写するなど「ほのぼのブラック」と通称される独特の読ませる語り口調、これらを実現する、硬軟自在に文体を変化させる筆力の確かさは今後に期待を感じさせるものがある。