立樹遥
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立樹 遥(たつき よう)は宝塚歌劇団星組の男役スター。身長172cm。横浜市出身。愛称は「しい」。
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[編集] 略歴
- 横浜女学院を経て、1991年に宝塚音楽学校に入学。
- 1993年3月、79期生として宝塚歌劇団に入団。同年『BROADWAY BOYS』で初舞台後、雪組に配属。
- 1998年『ラヴィール』のロケットボーイ役で注目を集める。
- 1999年『ノバ・ボサ・ノバ』で新人公演主演。
- 2002年『ホップスコッチ』で、バウホール公演初主演(壮一帆、音月桂とのトリプル主演)。
- 2003年5月、星組に組替え。
- 2004年4月、初ディナーショー『Luce―陽だまりの足音―』開催。
- 2005年、TSミュージカルファンデーションの舞台『タック』に外部出演。全国ツアー『ベルサイユのばら』でアンドレ役を演じる。
- 2006年の『ベルサイユのばら』東京本公演でもアンドレ役を演じた。6月『フェット・アンペリアル』でバウホール公演初単独主演。
[編集] スター像
舞台映えのする華やかな顔立ちと表情、低く通る声、大きな瞳、そして172cmのすらりとたくましい体格と、この上なく恵まれた資質を持っている男役スター。
きらきらと輝く笑顔が魅力で、人柄の良さにも定評がある。
しかし、それゆえに同じような「いい人」役を当てられることが多く、また本人の持ち味的にも与えられた役が「いい人」に見えがち。良くも悪くも固まってしまったイメージは、武器でもあり弱点でもあるといえる。
歌・ダンス・芝居ともに安定しており、星組移籍後はトップの脇を固める中堅スターとして活躍している。
[編集] 新人公演主演
- 1999年『ノバ・ボサ・ノバ』(本役・轟悠)
(計1回)
[編集] バウホール公演主演
- 2002年『ホップスコッチ』(トリプル主演)
- 2006年『フェット・アンペリアル―帝国の祝祭―』