笠岡バイパス
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笠岡バイパス(かさおかばいぱす)は笠岡市内の激しい渋滞の緩和と社会・経済活動を支援することを目的とした岡山県笠岡市西大島新田から同市茂平に至る延長7.6kmの国道2号バイパスである。
地域高規格道路倉敷福山道路の一部を構成する道路であるが、現時点では供用区間は全くない。
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[編集] 概要
- 起点:笠岡市西大島新田(国道2号玉島笠岡道路と接続予定)
- 終点:笠岡市茂平(国道2号福山道路と接続予定)
- 延長:7.6km
- 規格:第3種第1級
- 道路幅員
- 土工部:20.5m(両脇に車道幅3mの側道が設置される)
- 橋梁部:19.5m
- 車線数:4車線
- 車線幅員:3.5m
- 設計速度:80km/h
[編集] 沿革
- 1988年(昭和63年) 事業化
- 1988年(昭和63年)8月30日 都市計画決定
- 1990年(平成2年) 用地着手(干拓地内)
- 1994年(平成6年)12月16日 倉敷福山道路が地域高規格道路の計画路線に指定
- 1998年(平成10年) 工事着手(干拓地内)
- 1999年(平成11年) 用地着手(西大島新田地区)
- 2002年(平成14年) 工事着手(西大島新田、入江地区)
- 笠岡市入江~同市茂平間については笠岡湾干拓地の軟弱地盤対策が建設に先立って行われていたが、ようやく本格的な土工工事に入っている。しかし、入江を渡る橋の工事は今のところ進んでいないが、平成19年度の部分開通の際には、現橋梁の神島大橋に補強工事を施して暫定の国道2号とする。勿論、本開通の際には入江に新しく橋が架けられる。