筒井清忠
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筒井清忠(つつい きよただ、1948年 - )は社会学者。文学博士。専門は歴史社会学。大分市生まれ。
中京大学教養部講師、同大助教授、奈良女子大学文学部助教授、京都大学文学部助教授、教授を歴任。現在、帝京大学文学部日本文化学科教授。
2005年に『西条八十』で第57回読売文学賞(評論・伝記部門)と第14回山本七平賞特別賞受賞。
目次 |
[編集] 学歴
- 1972年 京都大学文学部卒業
- 1977年 京都大学大学院文学研究科博士課程修了
- 1988年 博士(文学)の学位取得
[編集] 職歴
[編集] 著書
[編集] 単著
- 『昭和期日本の構造――その歴史社会学的考察』(有斐閣, 1984年/講談社[講談社学術文庫], 1994年/「二・二六事件とその時代」に改題、筑摩書房[ちくま学芸文庫], 2006年)
- 『現代思想の社会史――社会科学におけるパラダイム転換の方向性』(木鐸社, 1985年)
- 『石橋湛山――一自由主義政治家の軌跡』(中央公論社[中公叢書], 1986年)
- 『日本型「教養」の運命――歴史社会学的考察』(岩波書店, 1995年)
- 『時代劇映画の思想――ノスタルジーのゆくえ』(PHP研究所[PHP新書], 2000年)
- 『新しい教養を求めて』(中央公論新社[中公叢書], 2000年)
- 『西条八十』(中央公論新社[中公叢書], 2005年)
[編集] 共著
- (向井守・石尾芳久・居安正)『ウェーバー支配の社会学』(有斐閣[有斐閣新書], 1979年)
- (木崎喜代治)『社会思想史』(有斐閣, 1987年)
- (佐伯啓思・中西輝政・吉田和男)『優雅なる衰退の世紀』(文藝春秋, 2000年)
[編集] 編著
- 『「近代日本」の歴史社会学――心性と構造』(木鐸社, 1990年)
- 『歴史社会学のフロンティア』(人文書院, 1997年)
- 『日本の歴史社会学』(岩波書店, 1999年)
- 『新しい教養を拓く――文明の違いを超えて』(岩波書店[岩波ブックレット], 1999年)
- 『銀幕の昭和――「スタア」がいた時代』(清流出版, 2000年)
- 『西條八十と昭和の時代』(ウェッジ, 2005年)
[編集] 共編著
- (本田毅彦)『「外国の新聞と雑誌」に見る海外論調(日本編・全5巻)』(柏書房, 1997年)
- (青木保・山折哲雄・川本三郎・御厨貴)『近代日本文化論(全11巻)』(岩波書店, 1999年-2000年)