筧克彦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
筧克彦(かけい かつひこ 1872年11月28日 - 1961年2月17日)は、公法学者、法哲学者、皇国法学者、神道思想家。
長野県出身。東京府尋常中学などを経て、1897年(明治30年)に帝国大学法科大学卒業。1903年に東京帝大教授に。穂積八束や上杉慎吉らと戦前における東大法科における皇国法学を担った。筧研究室に畳を置き、また神棚を祀り、「大政翼賛」、「八紘一宇」などの講義開始には柏手を打つなど戦前東大法科の名物講義で知られている。のち国学院大学教授。
[編集] 著書
- 「大日本帝国の根本義」
- 「古神道大義」
- 「神ながらの道」
- 「皇国憲法」
- 「皇国行政法ⅠⅡ」
- 「皇國運動」筧克彦・菱沼理弌著