築島裕
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築島 裕(つきしま ひろし、1925年)は、日本を代表する国語学者である。東京大学文学部名誉教授。文学博士。日本学士院会員。
訓点資料研究の第一人者である。国語学の分野で大きな功績を残し、著書も多い。また、概説書『国語学』『国語学史』は日本語学(国語学)を学ぶ学生のバイブルとなっている。鉄道切符の収集家としても有名。
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[編集] 経歴
[編集] 研究分野
- 国語学
[編集] 著書
- 『国語学』.東京大学出版会.1964年.
- 『国語学史』.東京大学出版会.1972年.
- 『国語学論集 築島裕博士還暦記念』.明治書院.1986年.
- 『国語学論集 築島裕博士古稀記念』.汲古書院.1995年.
- 『国語学論集 築島裕博士傘寿記念』.汲古書院.2005年.
- 『興福寺本大慈恩寺三蔵法師伝古点の国語学的研究 研究篇』.東京大学出版会.1967年.
- 『興福寺本大慈恩寺三蔵法師伝古点の国語学的研究 索引篇』.東京大学出版会.1966年.
- 『興福寺本大慈恩寺三蔵法師伝古点の国語学的研究 訳文篇』.東京大学出版会.1965年.
- 『契沖研究』.岩波書店.1984年.
- 『国語の歴史』.東京大学出版会.1977年.
- 『古代日本語発掘』.学生社.1970年.
- 『歴史的仮名遣い』.中央公論社.1986年.
- 『平安時代の国語』.東京堂出版.1987年.
- 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』.東京大学出版会.1963年.
- 『平安時代語新論』.東京大学出版会.1969年.
- 『平安時代訓点本論考』.汲古書院.1986年.
- 『日本漢字音史論輯』.汲古書院.1995年.