総合経営研究所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
株式会社総合経営研究所(General Management Consultant)は、東京都に本社を置く建設会社・コンサルティング会社。略称は「総研」。
目次 |
[編集] 概要
1956年設立。ビジネスホテルの開業指導なども手掛け、同社社員のコンサルタントは一会社員という身分ながら関係者から「先生」と呼ばれ、指導力を発揮し、建物の設計においてはいわゆる「経済設計」を主導するなど、その手法が構造計算書偽造問題を引き起こす一端となったともされる。同問題で、社長ら幹部逮捕者が出た木村建設 (熊本県八代市)などを積極的に起用したとして、内河健所長が国会で証人喚問され注目を集めた。また、 当該事件後、所長が書類上で離婚をし妻に全財産を渡して資産隠しと指摘されるようなことが発覚したり、同社をスピンアウトして会社を興したり、関係する会社に移るなどして社員が流出し、信用を失う結果となり、これらが大きく響きかつての勢力は無いとされる。
これ以外に、木村建設と共同建築した老人ホーム「やすらぎの里さくら館」で2006年1月に火災により全焼し入居者7名が死亡した事故で、構造的な欠陥があるとの疑いがあると「日本グループホーム学会」が2006年4月に報告した。
[編集] 関連会社
- 株式会社総研ホテル経営研究所
- 株式会社総研ビー・エイチ企画
- 株式会社エスジーホテルネット
- 平成設計株式会社
- エス・ジー通商株式会社
[編集] 関連項目
- 構造計算書偽造問題
- 内河健総合経営研究所所長
- 四ケ所猛チーフコンサルタント