羞恥プレイ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
羞恥プレイ (しゅうちプレイ) は、SMでマゾヒストを辱めるプレイ。
目次 |
[編集] 概要
羞恥プレイとは、一般的なセックスやSMプレイなどの一環として行われるプレイである。性的興奮を高めるためにパートナーの羞恥心を煽る行為が羞恥プレイである。
通常のセックスでは言葉による羞恥心の扇情が言葉責めとして羞恥プレイの一種にあたる。照明を消して行なうのが一般的な性行為の最中にパートナーがいかに性的に興奮しているかを言葉で表現することで、自覚している身体の変化以上にパートナーに性的な興奮をあたえる。
SMプレイにおいてはサディストがパートナーのマゾヒストを責める方法として特に羞恥心を煽る行為を強要することを概して羞恥プレイと呼ぶ。ただしこの場合パートナーを性的に興奮させることが目的なので人格を貶めるような行為はプレイそのものをしらけさせてしまうこともある。多用されるプレイとしては以下のようなものがある。
- 衣服に関するプレイ
-
- 下着を着用させずに、しかもそれとわかる状況で人前に出す。
- 衣服を着用させずに人前、もしくは他人に見られる可能性のある場所へ連れ出す(露出プレイ)。
- 年齢に見合わない格好をさせる(熟女にセーラー服を着せるなど)
- 羞恥心の強いパートナーに露出度の高い衣服を着せる。
- 性的な羞恥心を煽るプレイ
-
- 他人の前でSM的な服従を強要する。
- パートナー以外との性行為を強要する。
- 衆人環視の中での性的な行為を行なう。
- 物理的な羞恥を感じさせるプレイ
[編集] 注意点
他人に見られる行為が羞恥心を招くことが多いため、実際に行なうと強制わいせつ罪などの罪に問われることがある。また羞恥心は心理的側面として慣れやすいのでプレイには工夫が必要となることが多い。
[編集] 一般社会における羞恥
SMに関係なく一般社会において、恥ずかしい状況におかれることを面白がって、「羞恥プレイ」と表現することがある。
- (例)幼稚園にかよう子どもが描いた「お父さんとお母さんのお相撲」という絵が、どう見ても夫婦生活を描いたものだったのでそれがはりだされている間中羞恥プレイでした。