鼻フック
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鼻フックとは、SMプレイにおける鼻にひっかけて、ブタのような鼻にする道具あるいはその行為。本来行為そのものは「鼻責め」という。鼻フック=鼻責めというのは誤用に近いが、テレビ番組の罰ゲームなどに用いられ、誤用が広まった。
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[編集] 歴史
SMプレイの言葉責めで「豚」「豚女」と揶揄する際、本当に鼻を押し上げて豚顔にしたことから自然発生したもの。特にSM系AVで女優が演技ではない羞恥や困惑を見せることから好まれた。カーテンフックや針金で自作したフックが用いられていたが、アダルトショップでも専用のものが販売されている。
[編集] 概要
肉体的な痛さよりも、ブタのように醜くなった顔と元の顔とのギャップを楽しんだり、醜い顔にされることにより感じる羞恥心を刺激することを目的とすることが多い。
「顔が命」の人にとっては、裸を見られるよりも恥ずかしいという人もいるが、自分の顔が変形されてもあまり羞恥心を感じない人にとっては、あまり意味のない行為である。
最近は、変顔が流行していることもあり、SMプレイとしてよりも単なるお笑い芸としてとらえられることもあるが、SMもののAV作品などでも数多く取り上げられている。 ちなみに芸能人では、松本人志(ダウンタウン)、大槻ケンヂなどが鼻フック好きであることを公言している。