脱学校論
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脱学校論(だつがっこうろん、deschooling)は、イヴァン・イリイチの造語で、学校という制度の「教えられ、学ばされる」という関係から、「自ら学ぶ」という行為を取り戻すために、学校という制度を乗り越えていくこと。教えてもらう制度、機構である学校から離れて、自分の学び、自分育てとしての学びを取り戻すこと。
この言葉は、もともとはフリースクールを巡る会議の席上で、イリイチが発言しようとして口ごもって口にした言葉が、その場の人たちの興味を惹いて、それが切っ掛けで誕生した。1980年代初頭にはかなり話題になった。
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