自然観察
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自然観察(しぜんかんさつ)は、自然の動植物などを観察すること。バードウォッチングや、写真撮影のために野草を探すのもこれに含まれる。
自然観察は、専門家が特定の目的でおこなう場合もあれば、一般の人が楽しみのためにおこなう場合もあり、趣味としてそれを行う人もある。特に形式があるわけではないので、いつ、どこででもおこなえる趣味である。都会に於いても、植え込みや緑地にはそれなりの生物がいるから、その気になれば自然観察は可能である。
特に時間と場所をきめて、それを集団でおこなうのが自然観察会と呼ばれる。各地の博物館などが主催して、自然観察会や自然観察教室が開かれる。比較的興味を持ちやすい動植物を通して、広く環境問題にまで理解してもらおうという狙いがある。まず、自然に関心を持って親しんでもらい、自然を理解・知ってもらうことにより、自然を守る 行動にまでつなげていこうということである。
自然と人との仲介を行って自然解説をする人をインタープリターという。
自然全体を対象にすることもあるが、野鳥観察など特定の動植物を対象にすることもある。
また、星空観察も広い意味で自然観察に含めることがある。星空を通して大気の澄み具合を知ってもらうことが出来る。
[編集] 自然観察の種類
- 野鳥観察(バードウォッチング・探鳥会)
- 植物観察
- カワゲラウォッチング
- ホエールウォッチング