落ち物パズル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
落ち物パズル(おちものパズル)は、コンピューターゲームの一種で、アクションパズルに分類される。落ち物ゲーム、落ちゲーとも。
[編集] 基本的なルール
- 格子状ブロックを敷き詰めることのできるフィールドがある
- フィールド上方からブロックピースが落下してくる(多くの場合ブロックピースは数種類のパターンからランダムに選定される)
- プレーヤーはブロックピースを回転、左右に移動することができる
- ブロックピースは、フィールドの最下段か他のブロックの上に落下するとそこでブロックとして固定される
- 一行が全てブロックで埋められたときや、同じ色のブロックが特定の数集まったときなど、ある条件を満たすと当該部分のブロックが消滅し、得点となる
- ブロックがフィールドの最上段まで積みあがるとゲームオーバーになる
というもの。
落ちてくるブロックピースの形や個数、ブロック消滅の条件などは各ゲームによって大きく異なる。
さらには落下してくるブロックではなくフィールド内の矢印やカーソル、キャラクターなどを操作し、これらを利用することでブロックを間接的に操作、消していくタイプのゲームも一般的には落ち物パズルとして認識されている。
[編集] 主なゲーム
ブロックを直接操作する典型的な落ち物パズル
- テトリス (1988年~) - 4個一組。横一列ぶんが埋まると消える。浮いたブロックはそのまま。
- コラムス (1990年~) - 3個一組。縦・横・斜めの一列に同色が3個揃うと消える。「連鎖」という概念を生む。浮いたブロックは下に落ちる。
- Dr.マリオ (1990年~) - 2個一組。縦・横の一列に同色が4個揃うと消える。浮いたブロックはそのまま。
- ぷよぷよ (1991年~) - 2個一組。縦・横に同色が4個揃うと消える。浮いたブロックは下に落ちる。
- ヘクシオン (1992年~) -4個一組。六角形(ヘクス)を使ったテトリスのようなルール。
- 対戦ぱずるだま (1994年~) - 2個一組。縦・横に同色が3個揃うと消える。浮いたブロックは下に落ちる。
- スーパーパズルファイターIIX (1996年~) - 2個一組。同色の通常ブロックを何個繋げても消えないが、縦・横に破壊用のブロックを繋げるとまとめて消える。浮いたブロックは下に落ちる。
- ルミネス (2004年~) - 4個一組。同色のブロックで正方形を作ると消える。タイムラインが通過する前に追加(同時消し)可能。浮いたブロックは下に落ちる。
- クラックス
- ハットリス
- コズモギャング・ザ・パズル
- エメラルディア
- クレオパトラフォーチュン
- ばくばくアニマル
- もうぢゃ
- だるま道場
- パズル番長
ブロックを間接的に操作する落ち物パズル
逆落ち物パズル - 次のブロックなどが上から降らず、下から出てくる。