葛温泉
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葛温泉(くず おんせん)は、長野県大町市(旧国信濃国)にある温泉。
景勝地として知られる高瀬渓谷に位置し、また、上流に高瀬ダムがあり、北アルプスの烏帽子岳への登山口でもある。
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[編集] アクセス
[編集] 泉質
大町温泉郷へも当地から温泉が引湯されている。
[編集] 温泉街
日本秘湯を守る会にも属する「葛温泉仙人閣」、「高瀬館」、および「温宿かじか」の3軒が存在する。
[編集] 歴史
「葛」という温泉名の由来は、昔、飢饉の時に村人が困窮して、葛の根を掘りに山中に入り、発見したのが当地の温泉であったことであるとされている。
昭和44年(1969年)8月11日の高瀬川の水害(通称、44災)では、3軒すべてが流出し、多大な被害を被った。