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藤みのり(藤稔)は、神奈川県藤沢市で生成された新種の葡萄。 父種は「ピオーネ」、母種は「井川682」。
藤沢市の長後地区にすむ青木氏が、「人々に喜ばれる葡萄」をテーマに苦難の末開発した。 粒は大粒で、500円玉程の大きさに達する。大きいものにはゴルフボールをも超える粒もあり、1995年現在、この葡萄の粒の大きさは世界一である。
「巨峰」よりも糖度が高く、味も良好ということで人気が高まり、現在においては、青木氏の指導により、日本各地をはじめ、中国大陸での栽培も開始されている。
また栽培面においても、火山灰質の土地でも栽培しやすいなどの利点があり、農家間においても人気を博している。