袋田温泉
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袋田温泉(ふくろだおんせん)は、茨城県久慈郡大子町(旧国常陸国)にある温泉。
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[編集] アクセス
[編集] 泉質
- ナトリウム硫酸塩塩化物泉
- 源泉温度29℃
- 単純温泉
- 源泉温度43℃
飲泉による効能があるとされ、飲用医薬部外品としての許可を取得している。
[編集] 温泉街
日本の滝百選にも選ばれている袋田の滝から流れ出る滝川のほとりに3軒の旅館が存在する。(但し、温泉を引いていない旅館を含めれば旅館数はこれより多くなる。)源泉の泉質は単純温泉である。
周辺は、袋田の滝の観光拠点となっていることからみやげ物屋なども多い。
また、日帰り入浴施設として「関所の湯」が存在する。こちらの泉質はナトリウム硫酸塩塩化物泉である。
[編集] 歴史
開湯は平安時代であるという。開湯伝説によれば、田んぼの中から温泉が湧出したという。そのため、古くは「田毎の湯」という名称であった。
2種類の源泉のうち、温度の高い単純温泉は平成11年に新たにボーリングにより開発されたものである。