西ケープ州
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西ケープ州(にしけーぷしゅう アフリカーンス語表記で、Wes-Kaap provinsie、英語表記で、Western Cape Province)は南アフリカ共和国南西部にある州である。州都は、この国第2の都市ケープタウン(アフリカーンス語表記で、Kaapstad、英語表記で、Cape Town)。
[編集] 地理
西ケープ州南部のケープタウン周辺には、喜望峰とアフリカ最南端アガラス岬がある。テーブルマウンテンも有名であり、観光地化している。面積は129,370km²、人口は4,524,335人(2001年)、59%の人々がアフリカーンス語を話し、20%が英語を話す。人種は53.9%がカラード、26.7%が黒人、18.4%が白人である。
[編集] 歴史
ケープタウンを初めて植民地にしたのはオランダで、現在のインドネシアにあたるオランダ領東インドへの中継地であった。その後勢力をのばしたイギリスと戦争となり、領地を奪われ、イギリスは内陸へと植民地化をすすめていった。
1994年、旧ケープ州(Cape Province)又は旧ケープ・オブ・グッド・ホープ州(Cape of Good Hope Province)から州の再編によって、新設された。