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触地図(しょくちず)とは、視覚障害者が触覚により空間認識を行うための地図のことで、「触知地図」や「触覚地図」とも呼ばれる。道路や建物などの地物を凹凸のある線や網目模様で、注記を点字により表現している。 1880年代に盲学校において地理の授業用に作成されたのが始まりとされている。
近年では、バリアフリーのため駅や公共施設などに構内図や周辺図として設置されているところもある。また国土地理院によりディジタル地図(電子国土Webシステム)を使用した触地図原稿作成システムも開発されている。
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