近畿大学附属新宮中学校・高等学校
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近畿大学附属新宮中学校・高等学校(きんきだいがくふぞくしんぐう-)は、和歌山県新宮市にある共学の私立学校である。
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[編集] 概要
和歌山県南部地域では唯一の私立学校である。また、少人数ながら国公立大学、難関私立大学の現役合格率が高く、この地域では進学校と言えなくはないが、全国的に見れば中堅校である。しかし近年、生徒数(または財源)の確保のためかスポーツ推薦などをはじめとする学力審査無しの入試を多く続けため、生徒の学力の低下や、それまで見られなかった運動部員による暴力事件などの事態を招いた。このことに関しては以前から在校生、卒業生らの間でも状態の悪化を危惧する声が上がっていた。そのためか、平成18年度の入試からそれまで事実上形骸化していた入学試験を本来に近い形で復活させ、生徒の選別、学力の向上、かつての風紀の建て直しに取り組んでいる。 2006年には、未履修科目(授業内容を詰めて早期に終了させ、余った時間を他教科に回した際の時間的な不足、理科総合Bの地学分野等の根本的な未履修等)があることが生徒からの通報により発覚した。本校は、寮を設置しており、遠隔地からの進学も可能となっている。 エール出版の『失敗しない中高一貫校選び07年度版』では独自の英語教育や日本語教育などが評価されており、超小型校で全国基準ではA3の一流学校に格付けされてる。
[編集] 沿革
[編集] 学科
- 高等学校
- アグレッシブコース
- フロンティアコース
- 中高一貫コース
- 中学校
[編集] 出身者
[編集] 所在地
- 〒647-0081 和歌山県新宮市新宮4966