近藤芳久
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近藤 芳久(こんどう よしひさ、1965年9月7日 - )は、秋田県三種町出身の元プロ野球選手。広島東洋カープ、千葉ロッテマリーンズで活躍した。
[編集] 来歴・人物
能代市立能代商業高等学校から東芝を経て1989年ドラフト4位に広島に入団。広島時代には先発として年間10勝以上をあげ、1997年にロッテに移籍し、ロッテ時代は貴重な中継ぎとして活躍した投手。近ちゃんボールと呼ばれた変化球を持っていた。背番号は29。1998年千葉ロッテが連敗新記録を達成してしまった時、最後にサヨナラ満塁ホームランを打たれたのが彼である。1999年に引退。
また試合中に投球をした後2球続けてベルトを切らしたり、ランナーが盗塁をしたのでキャッチャーが二塁に送球をしたところ、お尻にボールが当たるなどしたため、あるバラエティ番組でついてないで賞などという賞に選ばれていたりした。ロッテ時代のもう一つのエピソードとして地元秋田でヒーローインタビューに立った時、観客から「秋田弁でしゃべれー」と言われ苦笑いをしていた。
引退後はスカウトとしてカープに出戻り、地元秋田県を中心にスカウト活動を展開。仁部、佐藤らの獲得に関わっている。