逆ギレ
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逆ギレ(ぎゃくギレ)とは、対人関係において、被害者が加害者に怒りの感情を表している(つまり、相手に対してキレている)とき、加害者が自分が怒られていることに対して、被害者に向かって逆に怒り出す現象を指す日本の俗語である。日本の俗語であるが、日本国外でもこのような形式は統計的に多々存在すると思われる。
もともとはダウンタウンの松本人志による造語。本来「被害者が加害者に怒る」という図式であるべきところを、「加害者が被害者に怒る」という逆の図式が笑いを誘うので、コントやコメディによく用いられるが、現実でも多数発生し、事件に発展している場合もある。また、事件後も加害者(被告)が被害者や遺族に対してわびるどころか、暴言を吐いたり誹謗中傷したりする例もあり、葬儀や裁判の場でさえ逆ギレが起こることも珍しくない。
本来怒られるべき立場の人が逆に怒り出すことを指すが、最近では怒るべき立場の人が怒っている場合についても逆ギレという誤用もしばしば見られる。「逆上」から連想した誤用と思われる。