道路地図
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
道路地図(どうろちず、英:road map)は地図の一種であり、地図に道路を記載し、そこに自動車の運転時に必要となるであろう情報(地名、目標物の他、休憩、給油、買い物などの地点)を盛り込み、整えたもの。文字通り道路を主として描かれているが、自動車の通行が困難な細い道や歩行者専用道路などは省かれることがある。携帯用のものは主としてA5からA4版サイズ程度の冊子、または大きな地図を折りたたむようになっているものがある。カーナビゲーションシステムの普及に伴い、紙メディアの道路地図の利用は減ってきているが、廉価であることや一覧性の高さなどから、愛用する者もいる。
簡易な道路地図でもランドマーク、ガソリンスタンド、信号機の位置や交差点名など、運転時にあると便利な情報が盛り込まれている。また有料道路やカーフェリーの料金表がつくものも多い。
単に道路情報だけではなく、幹線道路の混雑を避けるための、抜け道を描いた地図もある。ただし、地域住民の安全を確保するために、抜け道を削除する場合もある。
[編集] 関連項目
カテゴリ: 地理用語関連のスタブ項目 | 道路関連のスタブ項目 | 地図 | 道路