遠阪トンネル有料道路
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遠阪トンネル有料道路(とおさかトンネルゆうりょうどうろ)は、兵庫県丹波市と朝来市の間にある、兵庫県道路公社が管理・運営している一般有料道路である。1977年(昭和52)5月開通。道路延長は4.7km、うち2.6km(2,585m)がトンネルとなっている。一般に遠阪トンネルという略称で呼ばれる。
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[編集] 路線概要
県道山東柏原線のうち、丹波地方と但馬地方の境となる兵庫県氷上郡青垣町遠阪(現丹波市青垣町遠阪)から朝来郡山東町芝(現朝来市山東町芝)にかけての遠阪峠は、急勾配でヘアピンカーブが多く、特に冬期は積雪や凍結が多いため、交通の難所となっていたことから、これをトンネルによりバイパスすることが計画された。
遠阪トンネルは、1973年(昭和48)に着工し、1977年(昭和52)竣工、同年5月27日に開通した。
1982年(昭和57)10月29日、県道西脇和田山線とともに国道427号に路線指定されている。
1992年(平成5)4月には国道483号(遠阪トンネルは国道427号との重複区間)に路線指定された。のじぎく兵庫国体に合わせて、氷上IC・和田山IC間が2006年7月22日開通し、北近畿豊岡自動車道と一体化された。
このとき、高規格幹線道路である北近畿豊岡自動車道との安全な接続のため、遠阪トンネルも自動車専用道路とする必要があったことから、7月12日以前は利用可能であった小型自動二輪車(原付二種)は通行禁止となった。 このとき、国道427号の指定を外され、自動車専用の国道483号となっている。
北近畿豊岡自動車道の大部分は無料となるが、遠阪トンネルのみ有料区間となっている。料金所は朝来市側の山東ICの付近にある。 従来は現金および回数券のみ利用可能であったが、氷上IC・和田山IC間の開通に合わせてETCカードが利用可能となった。また、ETCレーンが建設され、ノンストップ化が実現されている。なお、その他の一般クレジットカードは利用できない。
[編集] 通過市町村
[編集] 通行料金
- 普通車料金:300円
- 中型車料金:350円
- 大型車料金:500円
- 特大車料金:850円
- 軽自動車等:200円
[編集] 周辺情報
- 丹波市
- 高源寺
- 丹波少年自然の家
- パラグライダー・スクール
- 朝来市
- ヒメハナ公園
- よふど温泉
- 楽音寺