那覇まつり
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那覇まつり(なはまつり)は毎年体育の日を含む3連休に行われる那覇市の祭り。
期間中には民俗伝統芸能パレード 、全長200mの大綱でギネスブックに認定された世界一の那覇大綱挽、花火大会などが開催される。
那覇まつりの中でもメインイベントである那覇大綱挽は国道58号の久茂地交差点で行わる。1971年に那覇市制50周年記念として初めて開催され、1999年までは体育の日である10月10日(台風接近の場合はその日に近い次の日曜日)に開催されたが、2000年から祝日法改正で体育の日が10月の第2月曜となったため、その年から体育の日の前日の日曜日に開催されるようになった。そのとき、交差点付近の中央分離帯のブロックが取り外される。このように中央分離帯が取り外し可能になっている場所は、全国の国道でここだけである。
東(旭橋側)と西(泊側)に分かれて戦い、2メートル以上寄った時点で勝負が決まる。2004年終了現在、西方の11勝9敗11分けである。
那覇大綱挽は地元の人だけでなく、観光客、軍人も参加する祭りのメインとなっている。終了後は、無病息災のお守りとして枝綱を持ち帰ることができる。また、九州各県選出のミス・コンテスト入賞者らも参加する。
なお、この模様は琉球放送で中継される(かつては沖縄テレビでも放送され、NHKのBSでも全国中継されたことがある。また、かつては生中継だったが、番組編成の関係で、現在は深夜に録画での放送になった)。